[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
平成24年7月から食品衛生法に基づいて、牛の肝臓を生食用として販売・提供することが禁止されます。腸管出血性大腸菌O157による食中毒の危険性があるためです。
いわゆる「牛のレバ刺し」がメニューに出せなくなってしまうのです。厚生労働省は「牛レバーは生で食べず、中心部まで十分に加熱して食べましょう」と呼びかけています。(※1)
もちろん焼きレバーもおいしいのですが、生肉ならではの味わいと、ぷりぷりさくさくしたあの食感が好きだったのに……!
6月29日現在、「レバ刺しが違法なものになってしまう前に」と、全国のレバ刺しファンが焼肉店などに殺到しているようです。東京・新橋の某老舗やきとり店(おいしいレバ刺しを提供することで有名)の店主は「んもう、さっきからレバ刺しレバ刺しって、問い合わせばっかりで仕事が進まないんだよね。何者か知らないけど、電話切るよ」と、キレ気味に対応をしてくれました。ただ、「予約をお願いしたいんですけど」と言っただけなのですが。
店主をキレさせるほどの駆け込み需要。レバ刺し人気の高さが分かりますね。我々は本当に惜しいひとを亡くしました。
実は、恋愛盛りの女子たちにとってもレバ刺し規制は見逃せない問題です。レバ刺し規制によって恋愛市場が冷え込んでしまう可能性が、このアンケート調査から分かりました。
グルメクーポンサイト『ぐるなび』が、男女1,157名に行ったアンケート調査(※2)によると、レバ刺しを「かなり好き」「好き」と答えたのは全体の45.8%。そのレバ刺しファンの回答を分析してみると、こんな特徴が明らかになったのです。
●その1:レバ刺しファンは肉食系
「自分は肉食系である」(女性のみ)と回答したレバ刺しファンが56%なのに対し、アンチレバ刺しは38%にとどまりました。
●その2:レバ刺しファンはお酒好き
「アルコールが好き」と回答したレバ刺しファンが71%なのに対し、アンチレバ刺しは41%にとどまりました。
●その3:レバ刺しファンは飲食業界の救世主
「食費は惜しまない」と回答したレバ刺しファンが55%なのに対し、アンチレバ刺しは43%にとどまりました。
●その4:レバ刺しファンは結婚したい
「今後、絶対に結婚したい」「できれば結婚したい」と回答したレバ刺しファンが76.7%なのに対し、アンチレバ刺しは59.7%にとどまりました。
「レバ刺し」というちょっとクセのあるお肉を愛するひとはもちろん「肉食系」と言えるでしょう。そして、出会いやデートにかかせない、アルコールや外食への意欲も旺盛。そして結婚願望も高い。つまりレバ刺しファンは、恋愛市場を活性化するには必要な人材です。
ソーシャル焼肉会マッチングサイト『肉会(にくかい)』を運営する伊藤春香(はあちゅう)さんも、「いち肉好きとして、今回のレバ刺し規制は大変残念に思っています」との心境を打ち明けてくれました。そして、レバ刺しがなくなることで焼き肉を楽しむバリエーションが減り、ひいては食文化の衰退につながるのでは、と指摘しています。
「レバ刺しファン」から、大好物を取り上げるというひどい仕打ちはどんな社会的影響を生むでしょうか。彼・彼女らの生きる気力が下がってしまい、恋愛市場が盛り下がってしまうこともじゅうぶん考えられますよね。これは由々しき事態!
食中毒の危険性へ対応策をとることはもちろん大切です。だからといって全面的な禁止は、あまりにも多くのものを巻き込んでしまうことが分かりました。
現在は「レバ刺し規制前夜」で、ある種の興奮状態にあるレバ刺しファン。7月以降、なくなってから初めて実感する喪失感を味わうことでしょう。はたして、ぽっかり空いた「レバ刺し」の穴を埋めるものはあるのでしょうか。豚レバや鶏レバがその役割を担ってくれるのか、興味深く注視したいと思います。
(取材)ソーシャル焼肉会マッチングサービス『肉会』運営者 伊藤春香(はあちゅう)さん
◆牛レバ好きはこちらもお好き?
うなぎ、牡蠣、山芋、キウイなど「真のシアリス 20改善フード」を検証!